シックハウス予防で身体に優しい!健康住宅にぜひ採用したい「無垢材」の魅力とは?

シックハウス予防で身体に優しい!健康住宅にぜひ採用したい「無垢材」の魅力とは?

通勤やお出かけの際、たまに空き地に建築されている住宅を見かけることがあると思います。建築中の住宅を見ると、いろいろな形や種類の木材が使われているのが印象的なのではないでしょうか。マンションだと鉄筋コンクリート造や鉄骨造などが多いですが、戸建住宅の場合は木材が主要な構造材料になります。木材は他の素材に比べて軽く、湿度の調整を自然に行う、断熱性が高いといった特徴があります。また自然の暖かみがあり、木材特有の香りでリラックスできるのも魅力です。

そのように住宅に多く用いられている木材ですが、木のマイホームを検討するとなった場合によく目にする単語が「集成材」と「無垢材」です。ショールームなどを見学していると、柱の素材に無垢材を使用しているメーカーと、集成材を使用しているメーカーがあると思います。マイホームパートナーでは無垢材をメインで取り扱っておりますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。今回は、無垢材と集成材は何が違うのか、そしてそれらの魅力についてご紹介します。

無垢材と集成材 それぞれのメリットは?

住宅にとって一番大事な柱や梁といった骨組みで使用される木材、いわゆる構造材は「無垢材」と「集成材」に分けられます。簡単に行ってしまうと、無垢材は丸太から切り出して乾燥させた木材のこと。集成材は、複数の木を接着剤で貼り合わせて作った木材のことです。スギ、ヒノキ、パイン、チェスナット、オークなど、さまざまな樹種が元になって作られています。どちらも一度は目にしたことがあると思いますが、意識しなければなかなかその存在に気付くことはありません。

集成材の製造プロセス

集成材の始まりは1930年頃と言われており、アメリカでの製造が開始されました。集成材は小さく切り分けられた木材を乾燥させ、接着剤などで組み合わせることで大きな木材を作り上げています。大きな柱や梁を切り出すためには太く真っ直ぐな木材がたくさん必要になりますが、集成材であれば細かな材や、利用価値の低い端材なども利用して製造することができるためコストがかからず、環境にも優しいという側面を持っています。

また、木材を接着しているので幅や厚み、長さなども調節することが簡単で、同じサイズのものを大量に生産するのに優れています。人工木材のため建設業者にとっては扱いやすく、無垢材と違って木目や節目などを気にせずにカットすることが出来るため、使い勝手や加工性に優れています。そのため、多くの工務店や住宅メーカーなどに選ばれています。それに加え、表面に化粧板をつけることで見た目をよくすることも可能なので、比較的簡単にデザイン性を持たせることができるのも、ひとつの利点だと言えるでしょう。

無垢材の製造プロセス

それに対して無垢材は、天然の原木をそのまま切り出し、乾燥させて木材として使用する、昔ながらの木材です。無垢材の魅力は何と言ってもその風合いです。原木をそのまま使用するので木の質感や表情がとても良くわかり、空間に木の温かみを感じることができるため、注文住宅を建てたいという方にとても人気があります。デザイン性の高さや高級感を求める場合には、最適な木材です。

長期的な使用によって経年変化を楽しめることも、無垢材の魅力のひとつです。使い込むほどに味わいを増し、深い飴色になったりシルバーグレーになったりと、お住まいになるご家族とともに年を重ね、その変化を楽しむことが出来ます。またコーティングなどをせず、オイルで仕上げた場合などはその手触りも楽しめます。天然木は肌にも優しく、癒し効果にも繋がるのでお子様がいても安心です。

その一方で無垢材は、加工段階でひび割れや反りが起こりやすいという特徴があり、これらを最小限に抑えるには長い日数を掛けて十分に乾燥させることが必要となります。無垢材は木の種類によってもそれぞれに異なる性質を持ちますので、その特徴など熟知した製材業者や大工さんでないと扱いが難しく、建築業者には高い技術力が要求されます。

マイホームパートナーでは多摩の沖倉製材所から多くの無垢材を仕入れております。沖倉製材所は特に無垢材の加工・乾燥技術に優れており、木の家に最適な、非常に良質な木材をご提供いただいています。体感ルームで実際に見て触れることもできますので、ご関心を持たれた際はお気軽にご相談ください。

出典:有限会社 沖倉製材所
出典:天然木材.com | 無垢材と集成材について

無垢材は家族の健康に優しい木材!

皆さんは「シックハウス症候群」という言葉をご存知でしょうか? シックハウス症候群は住宅に由来する様々な健康障害の総称で、建材等から発生する化学物質などによって、鼻水、頭痛、湿疹、吐き気、のどの乾き、目がチカチカするといった症状をもたらすことがあります。

具体的には、新築あるいは改築したばかりの家やマンションに入居したとき、あるいは新しく家具を購入してしばらくした頃に、不眠・喉の痛み・目の痒みなどの症状が出るといった事例が報告されています。これは住宅の壁や床あるいは家具に使用されている塗料・接着剤などから、ホルムアルデヒド等の化学物質が放散することが目や喉を刺激する原因となっていると言われています。また近年、住宅の高気密化・高断熱化が進むに従って空気の循環が妨げられ、化学物質による室内空気汚染が起こりやすくなっているという現状もあります。

もちろん建築業者も、そのような健康被害が起きないように様々な対策を取っており、木材の安全性を保証する認証制度も設けられています。例えば、住宅や家具などに使用される製材、集成材、合板などに対する規格として木材関連のJAS規格(JAS日本農林規格)が定められており、寸法、強度、ホルムアルデヒド放散量などが検査によって基準以上であることが確認された製品に、JASマークを添付することを認めています。

現在では、JAS認定されたホルムアルデヒドの発散量が最も少ないランクを示すF☆☆☆☆(エフフォースター)規格の製品も多く、そのような健康に配慮した建材を使用することで、健康被害のリスクを軽減することはある程度可能になると思います。しかしながら化学物質の使用自体を減らすことが望ましいことに変わりはなく、外国産の木材の場合には加工段階でどのような化学物質が使われていたのか完全に辿ることは難しいという現状もあります。そのような観点からも、住宅に使われる木材には国産の無垢材を使うことが最も安全・安心であると言えるのではないでしょうか。

構造材に注目すれば、集成材は木材同士を強固に接着するために多くの接着剤が使われています。柱や梁などは住宅の主要部分ですから、これらを無垢材に変更することで、使われる化学物質の使用を減らすことができます。無垢材は原木を切り出してそのまま使用しているため、接着剤などの化学物質を使用しておらず、身体にも自然にも優しい木材です。

無垢材が健康に良い点は、化学物質を使用していないことだけではありません。木は呼吸をすると昔からよく言われてきましたが、湿度が高い日には湿気を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保とうととする性質(調湿作用)があります。また無垢材は、繊維の間に空気を含んでいるので熱伝導率が小さくなっています。このため、一度あたたまると冷えにくく、室内の温度を一定に保つ性質があります。この性質により、空調をつけずとも1年を通して快適な空間で過ごすことができます。また、木はコンクリートに比べはるかに大きな断熱効果があるため、他の材質と比べても夏は涼しく、冬は暖かい部屋をつくることができます。

エアコンは室内を急激に冷やしたり暖めたりすることができますが、一方で体調を崩してしまう原因にもなってしまいます。特に浴室とトイレは家の北側にあることが多く、冬場の入浴では暖かい居間から寒い風呂場へ移動するため、気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こる「ヒートショック」では死亡事例も多く報告されているため、温度環境を甘く見ることはできません。近年では全館空調が一般的になりつつありますが、それによってカビやダニ、花粉、化学物質などを室内に充満させてしまうということもありますので、私たちマイホームパートナーでは室内の空気環境に配慮した家づくりをご提案しています。

木の持つ性質や温もりは目では見えにくいですが、住んでみると肌感覚でわかります。若い時には気にならなかった足の裏からくる冷えも、歳をとるごとに徐々に辛さを感じるようになるものです。無垢材のフローリングは温かみがありますので、そういう意味では弱った身体を助けてくれる存在とも言えるのではないでしょうか。

シックハウス予防で身体に優しい!健康住宅にぜひ採用したい「無垢材」の魅力とは?

また無垢材には癒しや安らぎ、アロマテラピーのような心地よい気分をもたらす効果があります。木の香りに含まれる「フィトンチッド」という自然成分には、抗菌・殺菌・鎮痛などの作用が含まれ、心身をリフレッシュ、リラックスさせる効能があるからです。皆さんも木材を中心に使用した住宅やロッジなどに足を踏み入れた際に、木の香りを感じたことがあるのではないでしょうか。まさにあの香りが、ヒーリング効果をもたらします。目を閉じて深呼吸すればまるで自然の中で森林浴をしているような感覚になるかもしれません。そのため、リビングや寝室など、癒しを求める箇所で多く使用すると落ち着いた気持ちで安心・快適に過ごすことができるでしょう。

ヒノキ、スギなどの香り成分により、ダニの繁殖が抑えられることも確かめられています。木の精油は防虫剤として古くから使用されており、スギの葉を蒸した「蚊とり線香」クスノキから得られる「樟脳」などが一般によく知られています。また、ヒノキ、コウヤマキ、サワラ、ヒバには木材を食害するシロアリを殺したり、追い払ったりする成分が含まれています。木の精油成分の中には、クロカビやアオカビ類、木材腐朽菌などに対し抗菌性をもっているものがあり、特にヒノキ、ヒバの精油成分には強い抗菌性があることが認められています。木の精油成分は合成薬品や抗生物質ほど強力ではありませんが、穏やかに作用し、人体に害がないというのは大きなメリットです。

出典:シックハウス対策のページ|厚生労働省
出典:製材のJAS制度|全国木材検査・研究協会

無垢フローリングで
明るく落ち着いた空間を演出

調湿効果やヒーリング効果など、人や環境に優しい無垢材をふんだんに使用したリビングやダイニングはやはり多くのお客様から人気です。特に生活の長い時間を過ごす場所ですから、その温もりや癒し効果はより一層の魅力的です。天井の羽目板に使用したり、床のフローリングを無垢材にしたり、家具やインテリアに使用することでお部屋の雰囲気も各段に変わります。

例えば床材にはカーペットや畳、クッションフロアなど様々な種類がありますが、やはり最も人気があるのはフローリングです。室内で大きな面積を占めている床に温かみのある木材を使用すれば、それだけで心安らぐ空間が出来上がります。

一言にフローリングと言っても、無垢フローリング、合板フローリング、突板フローリングなど様々な種類があります。無垢フローリングは、原木からそのまま切り出された継ぎ足しのない一枚板を用いるフローリングのことで、天然の木の風合いをそのまま感じることができる自然素材です。対して合板フローリングは、木の丸太を大根のかつら剥きのように剥いて作った薄い板(ベニヤ板)を、何枚も重ね接着剤でつなぎ合わせた板、「合板」を用いたフローリングで、比較的価格が安い傾向にあります。

本来フローリングは天然の無垢材で造られた無垢フローリングでした。昔は乾燥や加工技術がなく、反ったり割れたりという欠点を補うという意味で、合板フローリングが登場し、建設業者に重宝されてきたという側面があります。しかし現在では加工技術が進化し、丁寧に加工された無垢フローリングであれば反ったり割れたりといったトラブルはほとんどありません。接着剤の使用も抑えられており、身体にも良い床材です。しかしながら、技術力が必要という点や価格の問題から、多くのハウスメーカーでは合板フローリングが標準となっている現状があります。

また長期的に見れば、無垢フローリングには合板フローリングにない、お手入れのしやすさというメリットもあります。拭いても取れない汚れや傷がついてしまった場合でも、サンドペーパーどで表面をやすりがけすることで新築時のような風合いを復活させることができますし、そのフローリングにもともと塗られていた塗料を塗り直すことで補修することができます。これは、やすりがけをしても下地の合板が出てこない、無垢フローリングならではのメリットです。

無垢フローリングはその柔らかな感触と優しい温もり、癒やし効果など、住んでみて日々その良さが実感できる床材です。マイホームパートナーではそんな無垢材の効果を損なわないため、塗装をする場合はしっとりとした自然なつやを出す「自然塗料」をおすすめします。自然塗料の種類は多々ありますが、当社では、100%お米が原料の「キヌカ」や、えごま油を主原料にした「匠の塗油」(床に着色したい場合)などをおすすめしています。床は家の中でもっとも身体、素肌に触れる場所は床ですから、住われる方の健康のためにも、少しでも良いものを使って欲しいと思います。

出典:無垢材フローリングの種類と特徴は?| LIXIL SQUARE

インテリアでも魅力を発揮する無垢材

また無垢材はその他にも、ダイニングテーブルや階段、框(かまち)、和室用の建具や各種インテリアでもよく使用されています。テーブルや椅子を含めた家具から、小さいものだと木のお皿もその一つです。木製家具は家具の素材の定番。ナチュラル、シンプルモダン、北欧風などなど、どんなインテリアにも調和し、世代・性別を問わず好まれています。美しい木目の家具が一つあるだけで、室内空間はぐっと上質に変貌します。

そんな木製家具の中でも人気なのが、無垢の木材で造られたテーブルや椅子です。テーブルや椅子はインテリアに欠かせない大型家具ですから、部屋のイメージを大きく左右します。頻繁に購入したり買い替えたりするものではないので、自分の好みに合った質の良い品を使いたいものです。無垢材の家具は丈夫なため手入れ次第でとても長持ちしますし、経年変化も楽しめるためインテリアにこだわりたい人におすすめです。

木材家具は大きく分けて「無垢材家具」と「突板家具」があり、無垢材家具は天然の木材をそのまま製材し組み上げた家具のこと、突板家具は薄くスライスした木のシートをベニヤ板に張り付けて成形した木材を組み上げた家具のことを指します。木材家具も構造材やフローリング同様、無垢材家具は突板家具に比べて値段が高い傾向にありますが、樹木そのままの風合いが感じられる無垢材家具はとても人気があります。接着剤などの化学物質が使われていないため、アレルギーを持っている人などの健康への悪影響がなく、幼児でも安心して快適に過ごせるという点も見過ごせません。

原木から生まれた天然の無垢材には、加工された木材では出すことができない唯一無二の魅力があります。樹木が本来持つ色や艶、木目や割れなども含めて味わい深く、使いこむほどに愛着がわいていきます。天然の木材ならではの素朴な風合いや、木そのものが持つやさしい質感、肌触りには独特の温かみがあります。人の手が加えられていない一枚板には重厚感があり、自然のままの木の豊かな表情を感じられる希少なもの。ですから、一枚板のテーブルに憧れるという方も少なくありません。毎日使う家具だからこそ、一度手に触れれば無垢材を選ぶべきだと実感できるはずです。

家そのものもそうですが、その中にある家具も生活において長い時間をともにする存在であることに変わりはありません。1本の丸太から切り出された天然の木材は、家具に形を変えても呼吸を続けています。無垢材家具はそのような生活の息遣いの中で、色味が明るくなったり濃くなったりと、年月を経るごとにその表情を微妙に変化させていきます。定期的なお手入れをしていくにつれ艶が増し、しっとりと手に馴染む感覚を味わえるというのも、無垢材家具のメリットです。何十年という年月を経れば、アンティーク家具のような独特の存在感を放ちます。長く使い続けるほどに愛着を持って使用でき、経年変化を楽しむことができるというのは、無垢材ならではの魅力です。

出典:無垢材家具と突板家具の違い|家具・インテリア Re:CENO(リセノ)

日本の住宅には国産の無垢材が最適!

日本の国土の7割近くは森林が占めており、古くから木や森と密接な関係のもとで生活が営まれてきました。3万年以上も昔から住宅の材料として木が活用されていたといわれており、国宝と呼ばれるような歴史的な建築物は100%日本の木材が使われています。そのほとんどが地場に産出された木材が使用され、何百年もの風雪を耐え抜いています。日本で木材を建築材料として利用する場合は、その風土や気候に適した日本の木材を使うことが最も好ましいと言えます。

特に構造材については、長期間の健全保持が大切なポイントとなります。国産の無垢材はカビやシロアリなどに対する独自の耐性を持ち、その防腐、防虫成分で身を守っています。日本独自の気象条件で育った国産木材だからこそ、長期的に見て安心で、住みやすい家を作ることができるのです。

外国産の木材も素材自体の強度は強く、比較的安価な傾向にあり使いやすい物が多く出回っています。しかしながら、四季があり高温多湿な日本の環境に合わず変形してしまう可能性もあり、性能表示システムの耐久性、劣化の等級はスギよりも低くなります。また輸入木材は長時間の輸送に耐えるために防虫剤や防腐剤が塗布されており、シックハウス症候群の原因にもなります。住み始めてすぐは特に異常を感じなくても徐々に健康に影響が出る可能性がありますので、そのような観点からもマイホームパートナーでは国産の無垢材の使用をおすすめしています。

現在では、木材が品不足になり価格が高騰する、いわゆるウッドショックを契機として、輸入材に依存してきた木造住宅の各部材を国産材に変更しようという動きも活発になってきています。日本政府が2022年4月に決定した緊急経済対策では、住宅の省エネルギー対策や輸入木材から国産材への転換を支援する方針が示されました。こういった背景からも、今後さらに国産材の利用がしやすくなるのではないかと期待できます。

また地元の木材を使うことは輸送エネルギーの節約にもなるため、脱炭素につながり、自然環境にも良い影響をもたらします。日本国内には伐採時期を迎えた樹木がまだまだ沢山あります。これらの樹齢に達した木を有効に活用し、CO2の吸収率が高い苗木を植えて森林を再生していくことは、地球温暖化防止にも繋がります。外国産材に頼った家づくりから地域に貢献した家づくりへの変化は、私たちの生活に豊かさをもたらしてくれるのかもしれません。

無垢材の知識が豊富な
地元密着企業を選びましょう

本物の住まいづくりは、木の良さや特性を知ることから始まります。木は種類や育った場所、周囲の環境などによって一本一本に個性が生じるため、これをしっかりと見極め、適切な加工・適切な取り扱いをする必要があります。たとえばヒノキは耐久性に優れるとともに、シロアリ等の虫が嫌う成分のヒノキチオールを含んでいるため土台や柱に用いることが良いとされています。またスギは繊維が縦方向なため、柱に向いていると言われています。耐久性があり、ねばり強いのも特徴で、しっかり乾燥させるとシロアリにも強い樹種です。こういった木の特性を熟知し、本物の木、本物の無垢材を取り扱う地元密着企業、職人さんだからこそ、木を正しく使い、本物の木の家を建てることができるのです。

しかしながら、一部のハウスメーカーやその担当者によっては、無垢材の性質や本来の効果を良く理解せず、一部にしか無垢材を使っていないにも関わらず「無垢材の家」として商談を進めるケースも見受けられます。例えばフローリングにおいては、無垢と合板の間の性能を持った「三層無垢(挽板)フローリング」と呼ばれる商品が増えてきています。これは2枚の合板の上(表面)に無垢材を張り合わせた合板フローリングで、見た目としては無垢の風合いを得ることができ価格的にも安い場合がありますが、あくまで合板フローリング同様、シックハウス症候群の原因となる可能性のある接着剤が使われており、表面を削ると合板が露出してしまうため、メンテナンス性にも乏しい床材です。こういった違いを理解せず、適切に説明をなしに「無垢のフローリング」として紹介されるケースもあるようです。

外から見える部分は本物の自然素材を使い、目に見えない部分は扱いやすく安価な合板や集成材を使っている場合も考えられます。そのため、無垢材の家を建てたいとご検討中の方は、無垢材の充分な取り扱い実績と木材に対するこだわり。特に構造材から無垢材を使った家の実績の豊富なハウスメーカーに相談することをおすすめいたします。

マイホームパートナーでは創業以来、20年以上にわたって無垢材にこだわり、地元東京で育った多摩産材を住宅の構造材として使用してまいりました。その加工技術についても、地元の無垢材の取り扱い実績の豊富な沖倉製材所から直接仕入れを行っており、多くのお客様からご好評をいただいております。無垢材には住まう人にとって様々な効果・効能をもたらします。本物の木の家を建てたい、本物の木の家に住みたいとお考えの方は、是非一度マイホームパートナーにご相談ください。

 

無垢材の家を建てるならマイホームパートナー

多摩産材の家

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