通勤・通学だけじゃない!レジャーに便利で住みやすい八王子市の交通アクセス事情を徹底解説!

通勤・通学だけじゃない!レジャーに便利で住みやすい八王子市の交通アクセス事情を徹底解説!

新宿駅から電車でおよそ40分、東京都の南西部に位置する八王子市は東京都唯一の中核市です。都心へのアクセスも良好でありながら、自然と身近に触れ合える八王子市は、郊外ならではの魅力に溢れる街。不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」の「買って住みたい街」ランキング首都圏版において、八王子市は2019年に2位、2021年も6位にランクインするなど、住みたい街ランキングの上位常連のエリアとなっています。 市内には13もの大学施設がある学園都市としての側面もあり、医療や商業施設も充実の八王子市。今回はそんな八王子市の交通事情について、詳しく解説していきます!

都心へのアクセス抜群!通勤・通学に便利な八王子市

八王子市の交通の魅力といえば、やはり毎日の通勤・通学の便利さです。JR八王子駅からJR新宿駅へは、中央線通勤特快・中央特快で最速約40分、東京駅へは最速約55分と、乗り換えなしで都心部へ移動できるため、利便性も高いと言えるでしょう。所要時間は少しかかってしまいますが、平日の通勤時間帯にはJR八王子駅始発の快速列車も設定されていますので、座って通勤・通学することも期待できます。

通勤・通学だけじゃない!レジャーに便利で住みやすい八王子市の交通アクセス事情を徹底解説!

また、その他の通勤・通学の選択肢として特急列車が利用できるという点も魅力的です。平日、朝の通勤時間帯にはJR八王子駅始発の「特急はちおうじ」東京駅行きが運行されており、全座席にコンセントが設置されているため、スマホもパソコンも充電可能。無料公衆無線LANサービス「JR-EAST FREE Wi-Fi」のサービスを車内でも利用できるので、移動時間にメールの返信をしたり、ちょっとした仕事をすることも可能です。

これらの列車は特急料金が必要なものの事前の席予約が可能なので、確実に座って移動したいときには非常に便利。夜には東京駅から八王子駅行きの「特急はちおうじ」も運行されており、帰宅ラッシュ時にも座っての移動が可能です。またJR八王子駅には「特急かいじ」や「特急あずさ」も停車するため、時間帯を問わずに座っての通勤・通学ができ、毎日の生活の負担をやわらげてくれそうです。

加えて、JR東日本では2024年を目安に中央線快速列車にグリーン車を導入を進めており、こちらの座席は予約が不要。本数も特急に比べ多く、時間帯も問わず利用できるため、毎日の通勤・通学には非常にありがたい存在です。

出典:JR東日本 中央快速線等へのグリーン車サービス開始時期および車内トイレの設置について

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都心への通勤はJRだけでなく、京王線という選択肢がある点も八王子市の魅力です。特に、京王八王子駅から新宿駅までを約45分で移動でき、着席保証のある「京王ライナー」は通勤・通学にありがたい存在。京王八王子駅だけでなく北野駅からも利用可能で、車内にコンセントやwifiを備えているので移動しながら仕事もできることも魅力のひとつです。その利便性で京王ライナーの朝の乗車率は90%以上、夕方に走る新宿方面から八王子方面の乗車率は80%以上と、とても人気の優等列車となっています。

八王子市内の京王線は、橋本駅発着の相模原線も通っていて、南大沢駅からも新宿へ乗り換えなしで移動可能。相模原線経由の京王ライナーが南大沢駅に停車するため、周辺で暮らす方々の都心への通勤に欠かせない交通手段になっています。

また、京王ライナーを明大前駅で乗り換え、京王井の頭線に乗れば渋谷駅にも短時間でアクセスできます。京王八王子駅からなら京王ライナーを利用し所要時間は約50分、南大沢駅からは約45分となっており、渋谷方面に通勤、通学する方にとっても、八王子は交通の弁の良い街であると言えるのではないでしょうか。

出典:東洋経済オンライン「JR中央線と京王線、着席通勤ならどちらを選ぶ?」

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また八王子市は、横浜方面のアクセスの利便性も高いといえます。JR八王子駅から横浜駅までは横浜線を利用して、乗り換えなしで約1時間。横浜線はJR八王子駅が始発のため、横浜方面への通勤・通学時に座っての移動が期待できるほか、週末のお出かけの際にもとても便利です。

横浜線の橋本駅はリニア中央新幹線の駅建設で注目が集まっており、将来的には愛知県名古屋市まで1時間で移動できる日も来るかもしれません。その他にも、駅前施設が充実している町田駅や、新幹線も停車する新横浜駅などへも、横浜線を利用して乗り換えなしで行くことができます。

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地域を結ぶバス路線も充実

八王子市は面積が広く、市内の移動は自動車での移動が便利ですが、自動車を運転しない子供や高齢者の方、駅から離れた住宅街に住んでいる人々の日常の移動手段として便利に利用されているのが路線バスです。市内を東西に結んでいる鉄道路線を補う形で、多数の路線バスが運行されています。

八王子市内には4社の民間バス会社が路線バスを運行しており、北野、めじろ台、片倉、南大沢、みなみ野といった、繁華街から少し離れた落ち着いた住宅街から八王子駅前までのバス路線が多く運行されているため、日々のお買い物や休日のお出かけ、通勤や通学の際にも利用しやすく、毎回車を出す必要もありません。

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その他にも、 民間バス路線が運行されていないエリアを中心に、地域循環バスの「はちバス」が運行されており、八王子市内の交通空白地域を中心に地域交通の利便性向上が計られています。「北部コース」「西部コース」では西八王子駅を起点に市内北部の住宅地まで、「西南部コース」ではJR高尾駅「東部コース 」では横浜線の片倉駅から京王線の長沼駅周辺の住宅街で、巡回バスを1日5便運行。交通系ICカード(Suica・PASMO等)も利用でき、料金も最大で200円と、気軽に利用できる地域交通です。

また近年では、西東京バスが八王子市内中心市街地を循環するバス路線の運行を2021年9月から開始。ありそうでなかったこのバス路線は、京王八王子駅を起点として三崎町、みずき通りなど、既存のバス路線が無い八王子市中心市街地を時計回りに循環し、京王八王子駅、JR八王子駅に至るもので、8~19時までの時間帯に15分~20分の間隔で運行されています。公共施設や商業施設が集まっているエリアを運行するので、日常のお買い物やちょっとした移動にも活用できるでしょう。

遠方への高速バスも八王子駅や中央道八王子バス停から運行されており、こちらも便利に利用可能。 関西、北陸、中部、北関東方面と豊富な路線数があり、羽田空港や新宿方面への路線もあるので、通勤や出張、旅行での利用がとても便利です。

出典:西東京バス株式会社「新路線『市街地循環』の運行を開始!」

通勤・レジャーに便利な八王子市の道路事情

八王子市は公共交通機関だけでなく、車での移動についても便利な街と言えます。市内には「中央道」こと中央自動車道と「圏央道」こと首都圏中央連絡自動車道が通っており、中央道は東京都心方面や山梨県・長野県方面へ、圏央道は神奈川県・埼玉県方面への移動が便利。マイカーでの通勤はもちろん、休日のお出かけや観光地へのアクセスにとても便利です。

特に圏央道は主要都市間の移動はもとより、東名高速、関越自動車道、東北自道、その他多くの高速道路を結ぶ役割を果たしているため、遠方へのお出かけの際に首都圏を通り抜ける必要がなく、移動の際の負担や渋滞の心配を和らげることができるのではないでしょうか。例えば、圏央道から東名高速道路を使えば湘南の海まで約1時間、湘南からさらに西に向かえば箱根の温泉地も約1時間、圏央道から関越自動車道に乗り継げば群馬県内のスキー場も約2時間と、山や海まであっという間です。

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中央自動車道を山梨方面に行けばジェットコースターが有名な富士急ハイランドまで約1時間で到着するので、観光やレジャーも満喫できるでしょう。キャンプやマリンスポーツ、スノースポーツや登山まで様々なレジャーを気軽に楽しめるので、八王子市で生活することは仕事だけでなく趣味や家族との時間も大切にしたい人にもうってつけです。

また、山梨方面へは新宿駅発の特急列車「富士回遊」が八王子駅に停車するため、富士山や富士急ハイランド、河口湖などのお出かけスポットへは電車での移動も便利に利用でき、所要時間も約80分と、必ずしも車を持っていなくても、休日をめいっぱい楽しむことができます。

その他にも、八王子駅からは山梨県の中心部である甲府駅まで特急列車で1時間。甲府駅周辺には国の史跡に指定されている武田神社や、甲府駅からバスでアクセスできる日本遺産の昇仙峡もあります。週末のお出かけにはもってこいでしょう。

都市型モールから郊外型モールまで楽々アクセス

日々の生活の中で大切になってくるのが、毎日のお買い物事情ですが、八王子市はそのようなお買い物事情でもアクセスがよく、便利に利用できると言えます。

八王子駅周辺には4つの都市型モールがあり、JR八王子駅と直結の「セレオ八王子」では子育てファミリーや若い世代に人気の店舗が多いのが特徴。 八王子駅北口のランドマーク「八王子東急スクエア」は若者向けのアパレルショップが多く、地下には食料品フロアもあるので日常のお買い物でも活用できます。

八王子駅北口から徒歩5分、京王八王子駅直結の「京王八王子ショッピングセンター」はファッションから生活雑貨まで取り揃えており、特に地下の食料品フロアでは安くて美味しい生鮮食品が売られています。この他にも駅周辺には多くの商業施設が集まっているので、お買い物のために移動時間を要する心配はありません。

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京王八王子ショッピングセンター

また、八王子市内には自動車やバスでのアクセスが便利な郊外型モールも充実しています。 JR八王子駅から横浜線で5分、JR八王子みなみ野駅から徒歩1分ながら、大型の駐車場も完備している「アクロスモール八王子みなみ野」では日用雑貨や書店、家電量販店があります。電車でも自動車でも気軽にアクセスできます。同じく八王子みなみ野駅から徒歩3分の「Mioみなみ野ショッピングセンター」では食料品スーパーやフードコート、生活雑貨などが充実しており、こちらも便利な郊外型モールです。 

八王子市最大級のショッピングセンター「イーアス高尾」へはJR八王子駅から中央線で7分、JR高尾駅徒歩5分の場所にあり、約1800台収容可能な駐車場があるので、電車でも自動車でもアクセスしやすく、大手家具店や衣料品店、100円均一など普段のお買い物に大変便利です。

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三井アウトレットパーク多摩南大沢

都内各所から人が集まる「三井アウトレットパーク多摩南大沢」は都心から電車で約30分、京王線南大沢駅徒歩2分の立地にあります。自動車の場合は八王子駅周辺から南大沢方面に向かい、約30分で到着。広大な敷地の中には多数の有名ブランドショップがあり、それらをお手頃価格で購入できるとあって人気のスポットになっています。

最後に、八王子市別所にある「ぐりーんうぉーく多摩」は小田急唐木田駅から徒歩18分。お買い物はもちろん、飲食店も充実しているので、週末の家族のお出かけ先としても活用できます。

市内にも自然や遊び場が沢山

八王子から他の場所に移動しなくても、八王子市内にも魅力的なスポットがたくさんあります。気軽に登山と自然を楽しめる東京の定番観光地「高尾山」へはJR八王子駅からは中央線で高尾駅に行き、京王高尾線に乗り換えて高尾山口駅まで約15分。ミシュラン社のガイドブックで三つ星を獲得し、世界中から観光客が訪れる山になりました。

ケーブルカーやリフトを利用して展望台からの眺めを満喫したり、サル園や野草園を楽しむこともできます。高尾山を下山したら、高尾山口駅と直結している天然温泉の「京王高尾山温泉 極楽湯」で汗を流すのも良いでしょう。京王高尾山口駅の目の前にある「高尾山トリックアート美術館」ではトリックアートを楽しむこともできます。 

出典:高尾登山電鉄株式会社
出典:京王高尾山温泉 極楽湯
出典:トリックアート美術館

通勤・通学だけじゃない!レジャーに便利で住みやすい八王子市の交通アクセス事情を徹底解説!

八王子市内には大小合わせて900か所以上の多種多様な公園がありますが、広大で自然豊かな公園が多いことも特徴です。 「秋葉台公園」は八王子市別所にあり、京王堀之内駅から徒歩9分。八王子市街からは離れるために、公共の交通機関より自動車での移動が便利です。 八王子市内から多摩センター駅方面に移動すれば25分ほどで到着できます。 小高い丘の上に位置しているため、頂上からは多摩丘陵の山々を気持ちよく見渡せます。全長15メートルある「ピラミッドすべり台」は迫力があるので子どもも大喜びでしょう。

八王子市戸吹町にある「戸吹スポーツ公園」は子ども向けの大型施設「クライムツリー」やボルダリングができる「クライムロック」など設置してあります。 こちらも八王子市街から離れるために自動車での移動が便利ですが、八王子駅北口から秋川駅行きバスに乗り、戸吹スポーツ公園入口バス停で降りれば到着です。 そして、東京オリンピック競技でも注目を集めたスケートボードやBMXを楽しめる専用施設のスケートパークは国内最大級の規模で、全国から利用者が訪れます。

その他にもここでは紹介しきれないくらいたくさんの魅力的な公園があるので、子育てしているファミリー世帯にとって八王子市内はとても魅力的な街だと言えるでしょう。

出典:八王子市ホームページ「秋葉台公園」
出典:戸吹スポーツ公園

都心にも観光地にもアクセス良好の八王子市

通勤・通学だけじゃない!レジャーに便利で住みやすい八王子市の交通アクセス事情を徹底解説!

八王子市は都心への通勤・通学だけでなく、郊外への移動もしやすく、休日のお出かけや旅行などの用途でも使いやすく交通機関が揃っています。 商業施設も充実し、大きな公園も身近なので市外に移動しなくても十分住みやすい環境が整っていて、周辺市や都心に暮らす人達が八王子市に集まるほどです。 バス路線が充実している八王子市は、自動車を運転しない方にとっても住みやすい街と言えるでしょう。

福祉のまちづくりで高齢者にも優しい町、八王子市では「東京都福祉のまちづくり条例」にも積極的に取り組み、道路や公園、公共施設や駐車場などを対象にバリアフリー化に取り組んでいます。 車いすやベビーカーで乳児を連れているファミリー、高齢者などが優先的に駐車場を利用できる思いやり駐車スペースの確保も進んでいて、自動車でも公共交通機関の移動でも利用しやすい環境が整っています。 車いすの人でも利用しやすい「だれでもトイレ」や、駅構内のエレベーター設置補助なども積極的に取り組んでいるので、高齢者にとっても住みやすい町です。

もし、東京周辺で住みやすい環境をお探しの方は、ぜひ一度八王子に遊びや買い物に行き、その住みやすさに触れてみてはいかがでしょうか。

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